社内SEはやめとけ?仕事内容がブラックと言われる3つの理由をブログで解説

システムエンジニアの仕事でも、特に社内SEの仕事は、ITエンジニアの中でもブラックな環境が少ない仕事の一つです。

しかし、全ての社内SEの仕事がホワイトな仕事か、というとそうではありません。実は、ブラックな仕事だったというケースもよくあります。

この記事では、システムエンジニアの中でも社内SEがブラックと言われる3つの理由について紹介します。

目次

社内SEの仕事内容をブラックと感じる人の特徴

数あるシステムエンジニアの職種の中でも、社内SEはホワイトな仕事だと言われています。

他のITエンジニアの仕事に比べて残業が少なく、さらに仕事のプレッシャーが少ないことが主な理由です。しかし、比較的ホワイトと言われる社内SEの仕事でも合わない人がいるのも事実。

結論からすると、コミュニケーションに苦痛を感じる人はやめとけ、と言わざるを得ません。

システムエンジニアの業務スタイル【土日出勤があることも】

システムエンジニア、特に社内SEの仕事がホワイトだと言っても、毎日定時に帰れるとは限りません。

担当する仕事が遅れたり、何からの障害が発生した場合は解決するために他のエンジニアをベンダーコントロールしながら残業したり土日に出勤することもあります。

上記のような仕事を自分の役割だと意欲的に取り組めるならブラックと感じませんが、意欲的に取り組めずやらされていると感じている場合はブラックな仕事に感じることは間違いありません。

向いている性格・不向きな性格

社内SEの仕事は、実は性格による向き不向きがはっきりと出る仕事です。

社内SEの仕事がITに関する全ての業務を担う「何でも屋」だという点と関係しています。というのは、社内SEは同時に複数の案件に対応することは珍しくありません。しかも、電話による問い合わせも多く、関係者とのコミュニケーションも重要な仕事です。

そのため、関係者と調整しながら、いろいろなことを同時に進められる社交性の高い方にとっては取り組みやすくやりがいを感じられる仕事です。しかし、何でも完璧にやりたいと思っている几帳面な方にとっては不満に感じる点が多くあるでしょう。

社内SEの仕事は比較的ホワイト

派遣のプログラマーから社内SEに転職できた方は、社員としての安心感や残業が少ない点、また、ある程度自分の裁量で仕事ができる点から、ホワイト職場だと感じます。

しかし、そのようなホワイトな職場にもかかわらず、プログラマーの仕事に戻ってしまう方が少なくありません。

社内SEの仕事は、ブラックではないものの予算管理や文書管理など、エンジニアにとって煩わしい仕事がたくさんあります。社内SEの仕事は比較的ホワイトですが、全てのエンジニアに向いている仕事とは言えません。

社内SEの仕事内容がブラックと感じる3つの理由

何でも完璧にやりたい!自分は几帳面な性格だと感じている!

社内SEの仕事内容は幅広いため自分ひとりで完ぺきにこなすことは不可能です。よって、なんでもかんでも自分ひとりで完ぺきにやりたいという几帳面な方はやめとけ!とお伝えします。

鳴りやまない電話

社内のITサービスに関するヘルプデスクの仕事は社内SEの仕事の大きな割合を占めています。

しかし、こちらの都合を無視して鳴り出す電話は、作業を中断させ新たな仕事を作るやっかいな存在です・・。

さらに、ヘルプデスクの仕事は、人に説明するのが苦手という方にとってはかなり難しい仕事です。

電話の応対でミスしてしまい、それが原因で電話に出るのが苦痛だと感じる方もいます。しかし、社内SEの仕事はコミュニケーションで成り立っているので、電話に出ない訳にはいきません。この電話に対するプレッシャーが(一部の人にとっては)ブラックだと感じさせてしまうのです。

仕事の幅が広すぎる

何でも完璧にやりたいエンジニアなら、自分が専門としている技術を深く追求したいと思うことでしょう。しかし、社内SEは所属する企業のITに関係することなら何でもやります。ITに関するあらゆることに対応しなければなりません。

完璧を求めるあまり、自分が関わる技術を追求していたら、いくら時間があっても足りません。

そのため、自分はよく解らないものの、外部の専門家に任せるといったことがよくあります。

実際、社内SEのリソースでまかないきれない仕事は客先常駐型のSEを抱えている会社に発注します。そして、プロジェクト化して進めることが一般的なのでベンダーコントロールを含めたマネジメントスキルが必要になるのです。

やりがいを感じにくい

エンジニアを続けるモチベーションは人によっても違いますが、新しいスキルを習得し、それで問題を解決できたという達成感ではないでしょうか。しかし、一般的な企業の情報システムで、最新のIT技術を導入することは稀です。そのため、なかなか最新のIT技術に触れる機会がありません。

さらに、情報システムや情報インフラは、不具合が発生すればさんざんクレームを言われるものの、それを解決できても誰にも自慢できません。

また、ヘルプデスクの仕事は、毎日同じような仕事の繰り返しで、煩わしい事務の仕事もたくさんあります。そのため、システムエンジニアの仕事にやりがいを感じられない方もいます。これも、社内SEがブラックと感じられる原因の一つです。

まとめ

ブラックな職場で苦労されているITエンジニアから見れば、システムエンジニア、特に社内SEの仕事はホワイトな恵まれた職場です。

しかし、この仕事に合わない方もいます。そして、そういった方が、ホワイトな職場だからと無理して勤めれば、ブラックな職場にもなりえるのです。

社内SEは、この仕事に向いている性格の方にとってはホワイトな職場ですが、向かない性格の方にとってはブラックな職場にもなります。もし、社内SEを目指すなら、自分の性格が社内SEに向いているかを見極めましょう。

とはいえ、社内SEが嫌に感じる場合は客先常駐型SEに下るしかありません。客先常駐型SEは早々に脱するべき理由があるので↓の記事を読んでみてくださいね。

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