システムエンジニアを目指すときの志望動機の考え方【好印象なESが書ける】

情報化が進む社会においてシステムエンジニアの需要は高まっています。

その反面、IT業界は人手不足に陥っており、できるだけ優秀な人材を獲得するべく企業は採用活動に力を入れています。

この記事では、システムエンジニアを志望しているあなたに向けて「面接やエントリーシートで好印象を与える志望動機の書き方」を解説します。
ポイントは2つで、志望する「理由」と「意欲」です。

それでは、わかりやすく解説します。

一見、理系学生向けのイメージが強いシステムエンジニアですがそうとも限りません。

プログラミングのような理系的要素もあれば、プロジェクトマネージャーのようにコミュニケーションが中心で、文系的な能力が求められるのもシステムエンジニアの特徴です。

目次

システムエンジニアを目指す『理由』を2つの軸で明確にしよう

意志を明確に伝えるために2つの軸で考えることで、企業へのアピールにつなげます。

  1. SEを志望した理由
  2. その企業を選んだ理由・意欲

なぜSEを志望したか

説得力のある志望動機を書くために必ず押さえておきたいことは、システムエンジニアを目指している理由を明確に伝えることです。

  • やりがいが感じられそうだから
  • システム開発をしたいから
  • パソコンが好きだから
  • 手に職をつけたいから…

理由は様々あるはずなので、まずは一心不乱に書き出してみましょう。

SEになったらやってみたいことは?

次に、システムエンジニアになったら何をやりたいのか、何を成し遂げたいのかという想いも想像してみましょう。

  • IoTシステムを開発して人々の生活を豊かにしたい
  • 飛行機の管制系システムを構築して、日本の離発着数を増やしたい
  • 金融機関の勘定系システムを構築して、マネーローンダリングをなくしたい

というように、『何をやりたいのか』が分かったら、それをやりたいと思った理由やきっかけについても話せると、志望動機の説得性がグッと増しアピールに繋がります。

↓の「金融SEのやりがい」は参考になりますので、ぜひお読みください。

なぜその企業が良いのか

システムエンジニアとして働ける企業はたくさんあるので、その企業のシステムエンジニアとした働きたい理由を伝えることは説得力を持たせるためにも大切です。

企業に就職したい理由を伝えられるようにするために、緻密な企業研究を行ってからその企業独自の強みや特性を知りましょう。

SEを目指した理由や働く目標、どんな強みが活かせられるのかの3点に、リサーチした企業の特徴を絡めて話すことができれば、説得力のある理由を説明できます。

考える際は、待遇や福利厚生面も気にしてみましょう。

システムエンジニアとして働く『意欲』を伝えるための2つのポイント

『理由』を伝えられたら、次に『意欲』を示すための言葉を考えます。
ポイントは、

  1. その会社で働く上での目標はどのようなものか
  2. それを成就するために自分は何ができるか

という2点を伝えることです。

就職後、どのように働きたいのか

志望動機では、入社したら何を成し遂げたいのかという将来の展望も一緒に語りましょう。

企業が人を採用する際に重要視するポイントは「入社後、利益に貢献してくれる人材なのか否か」です。

そのため、入社後の意欲はもちろん、あなたを採用するメリットを見せられるかどうかは重要なポイントです。

綿密な企業研究で分かった企業の特徴と、自身の展望と強みを絡めて述べましょう。

今までの経験の中で役にたつこと

学生時代の講義やサークル・クラブ活動、学祭などのイベントを通して培ってきたスキルや経験を企業にアピールしましょう。

この時大切なのは、具体的なエピソードと共に語ることです。そのエピソードを通して、あなたは何を学んだのか、そしてその経験をどう活かすことができるのかを完結に伝えられるようにしましょう。

即戦力になるスキルがない文系学生でも、SEとして働くために有用な経験はたくさん伝えられます。

システムエンジニアという職業は、ITスキルやプログラミング能力の他に、論理的な思考力やコミュニケーション能力が求められます。

実践的なスキルはなくても、ITスキル以外で活かせられる経験を伝えることで、採用担当者に誠実さや前向きな姿勢を見せることができます。

終わりに

システムエンジニアは非常にやりがいのある仕事です。

自身の手がけたアプリやソフトウェアが実際にリリースされる達成感や、日に日に洗練される自身のスキル、仲間と試行錯誤して1つのモノを作り上げる高揚感は、きっとシステムエンジニアでしか体験できないでしょう。

この記事が志望動機の書き方の参考になりましたら幸いです。

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