【報連相は重要】金融機関系のシステムエンジニア(SE)に向いてる人の4つの特徴とは

金融系のシステムエンジニア(SE)が気になっているけど、どんな人が向いているのか?逆に向いていない人はどんな人か気になる

この記事ではこんな疑問お答えすべく、金融SEとして働いていた著者が経験談に基づいて

  • 金融SEに向いている人の特徴
  • 向いていない人の特徴

を丁寧に解説します。

記事を読めば金融SEの特徴がわかり、優れた志望動機が書けたり、面接突破の可能性があることに間違いありません。

目次

経験者が語る!金融機関のSEに向いている人の4つの特徴とは

報連相(ホウレンソウ)がきちんとできる人

どんなビジネスでも報告・連絡・相談はとても重要で、金融SEにとっても同じです。報連相ができる人はコミュニケーション能力がある人、と言っても過言ではありません。

金融は信用第一。ミスは許されない

金融機関では小さなミスが大きなミスにつながるので、システム開発やテストの過程で「なにか変だな?」「これっておかしくないかな?」「これ見落としている気がする」と、些細なことに気づいたら、上司に報告・相談する姿勢が求められます。

報連相はスマートに

“The bad news first.” というように、悪い報告は早ければ早いほうが良いという鉄則がありますよね。

しかし、就活生はじめ経験のない人は感が働かないと思いますから、入社してから報連相の訓練を重ねて、きちんとできるようになりましょう。

そもそもではありますが、”気づく力”もとても重要ですね。

文章力がある人

文章力とはコミュニケーション能力のひとつです。

  • 事象を文章で正確に伝える力
  • 正確に伝えるための日本語力(言葉選び)
  • シンプルで冗長のない文章を書く力

SEはコミュニケーションしてなんぼの仕事

SEは職種柄(言い方がふさわしくないかもですが、)コミュニケーションにあまり長けていない人が多いです。しかし、SEの仕事はコミュニケーションしてなんぼです。

プログラマーやオペレーターのような仕事は成果物(完成品)がきちんと決まっており、人と会話・認識合わせしなくても達成できることがしばしばです。

SEは答えのないものに答えを与え、作ってゆく

しかし、SEは答えが決まっていないものに、答えを決めて(要件定義という)、関係者の合意を得て、システムを設計して(基本設計という)作り上げていく仕事です。

業務の大半は人と話したり、書面で記録したり、誰かに報告したりで、おのずと文章力が求められるようになります。

金融SEは時にして当局報告の書面を書くこともありますよ(当局とは金融庁のこと)。

判断力に長けている人

金融SEはミッションクリティカルなシステムを担うので、システムに関する重要な判断を自らで下すことが多いです。

例えば、システムが障害で止まれば早急に解決せねばなりません。このとき、金融SEは解決方法を早期に導き出し、どうアクションするか判断する場面が多々あります。

特に、金融機関の社内SEは判断力が重要

金融SEの中でもユーザー系の社員(いわゆる金融機関の社内SE)は特に判断力が求められます。金融機関の社内SEは管理系の業務が大半なので、些細なシーン(部下や委託先社員からの報告など)で判断することがたくさんあります。

ミスを繰り返さない人

いかなる業種の仕事でもミスを繰り返すのは許されませんが、金融SEは特に気をつけねばなりません。

金融機関の心臓部である基幹系システムの変更作業でミスをすれば、甚大な被害を会社に及ぼします。そのため、金融機関ではミスが生じないように様々な工夫(例えば、難解そうにも渡る承認フローなど)が施されています。

今日の金融業務は、コンピュータシステム(以下「システム」という。)に 大きく依存している。特に、預金や為替などの金融業務の根幹を支える勘定 系システムに障害が発生すると、その影響が、対顧客サービスや決済システ ムなど広範囲に及ぶおそれがある。

このため、金融機関では、過去のシステム障害等を参考にしながら、シス テム障害の発生を未然に防ぐための体制の整備やシステム障害が発生した場 合の対応策の拡充に注力している

日本銀行「金融機関におけるシステム障害に関する リスク管理の現状と課題」より

要求が高い分、待遇や福利厚生は優れている

金融機関のSEは判断力が求められ、かつミスが許されないなど、要求が高いです。

だからこそ、他のSEと比べて待遇・福利厚生・キャリアなどが優れています。詳しくは「【メリット】社内SEの中でも金融系がよいと言われる6つの理由|待遇・福利厚生・キャリア」という記事で解説していますが、企業によっては30代前半で1,000万円の高収入を獲得する人もいます。

一般的なSEはプロジェクトマネージャーでキャリアが止まってしまいがちですが、金融機関の社内SEは一般社員がプロジェクトマネージャーの役割を果たします。

また、キャリアパスにも幅があり、マネージャー職だけでなく専門職にもなれるので、目指して見る価値はあるでしょう。

まとめ

以上、金融機関のSE(システムエンジニア)に向いている人の特徴を解説しました。

当サイトでは他にも金融SEに関する体験談に基づいた情報をお届けしていますので、よかったらもっと有益な情報を受け取ってくださいね!

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