金融システムエンジニア(SE)が持っておきたい7つの資格とは?

金融SEになるために必要な資格はありません。しかし、持っておいた方がいい資格はあります。

また、金融SEの場合は上流工程を担当することになりプロジェクトによっては金融そのものの知識が求められることもあります。

この記事では、金融SEが金融の知識も必要になることを考慮して持っておくと有利な資格について紹介します。

目次

金融SEが持っておきたい7つの資格

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  1. 情報処理安全確保支援士試験(SC)
  2. ネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM)
  3. CISSP認定資格
  4. 基本情報処理技術者試験
  5. 応用情報技術者試験
  6. 銀行業務検定
  7. 証券外務員資格

情報処理安全確保支援士試験(SC)

情報処理安全確保支援士試験(SC)は情報セキュリティー分野の国家資格です。情報処理安全確保支援士試験(SC)を持つことで情報処理安全確保支援士を名乗ることができます。情報処理安全確保支援士試験(SC)は民間資格ではなく国家資格なので資格としての有効性も保証されています。

ネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM)

ネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM)も情報セキュリティーに関する資格です。ネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM)は情報処理安全確保支援士試験(SC)と違い民間資格です。ネットワーク情報セキュリティマネージャー(NISM)では主に情報セキュリティー分野でのマネジメント能力を測る資格なので金融SEの業務内容ともマッチしています。

CISSP認定資格

CISSP認定資格も情報セキュリティーの資格になります。このCISSP認定資格では(ISC)² CISSP CBKと言われる言語が範囲になります。この(ISC)² CISSP CBKは情報セキュリティー分野で世界的に使われている言語になります。ちなみに、このCISSP認定資格は英語の証明書も発行することができ、全世界で共通の資格として扱われています。

基本情報処理技術者試験

基本情報処理技術者は金融SEに限らずSEになる人全てが取得しておくといい資格になります。基本情報処理技術者の資格は国家資格になります。この基本情報処理技術者を取得する際にはITの基本から情報処理まで全て勉強する必要があります。そのため、金融SEになる際には取得しておくと非常に便利になります。

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は基本情報技術者試験から一段階レベルアップしたものになります。応用情報技術者試験ではシステムの設計・開発を行い、又は汎用製品の最適組合せ(インテグレーション)によって、信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また、その安定的な運用サービスを実現することを目的にしています。そのため、金融SEでの主な業務になるシステムの構築やマネジメントの部分で非常に役に立ちます。

銀行業務検定

銀行業務検定は銀行の業務内容やシステムなどが試験範囲になります。銀行業務検定は銀行で使われている資格になり昇給や転職の際に求められるものになります。金融SEの中でも銀行系の金融SEになりたいと思っている人は取得しておくといいでしょう。

証券外務員資格

金融SEは上流工程を担当することになります。そのため、証券外務員資格を持っておくと役に立つことがあります。金融SEではSEとして知識と共に証券外務員資格の試験範囲である証券分野での知識も非常に有効的です。

まとめ

金融SEになるためには資格試験がなく資格がないとなることができない職業ではありません。しかし、金融SEに役に立つ資格は多くあります。金融SEはシステム構築の分野のみではなく金融の分野での知識も必要になることもあります。

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