底辺システムエンジニアから早々に抜け出すべき理由

言い方は良くないですが、もしあなたが「自分は底辺SE(システムエンジニア)だ」という認識があるなら、すぐに転職なりして抜け出すべきです。

この記事ではもと金融機関機関のSEとして働いていた私が以下を解説します。

  • 底辺SEが損しているわけ
  • 底辺SEから抜け出すべき方法とその先
  • 低賃金で長時間労働なSEはすぐに辞めるべき理由

もともと底辺SEから大手SI系のSEに転職した後、金融機関のSEに転職、最終的にはITコンサルタントとして働いている私が解説します。

目次

底辺システムエンジニア(SE)とは?

まず、底辺SEとは何か定義してみましょう。こんな環境や条件、想いであなたは働いてるのではないでしょうか?

  • 低賃金
  • 長時間労働
  • 土日出勤あり(シフト制)
  • マニュアルに沿った単純業務
  • お客様に常駐している
  • チームメンバーが役に立たない
  • 自分のこの先が正直不安だ

 

底辺SEはIT土方とも言われ、下請け・孫請け業務が多い

IT業界のピラミッド構造(底辺SEは孫請けに位置する)

IT業界のピラミッド構造(底辺SEは孫請けに位置する)

残酷なことを言いますと、底辺SEとは別称「IT土方」とも呼ばれ、再委託、再々委託先された仕事を担ってることがほとんどです。

上図でいう「中小・零細SIer」に位置し、仕事内容は下流工程と言われます。

下請け、孫請け仕事とも言います 

 

仕事内容は下流工程が一般的

底辺SEは大手のSIerが受託した仕事を(SIerからさらに委託された仕事を)こなします。

ゆえに、大手SIerの手先で細々とした仕事を無理な期日で理不尽にやらされたりする環境から抜け出せません。構造上、自ら積極的に考えや施策を提案したりすることは難しく、基本はやらされ業務になります。

  

底辺SEは(ピラミッド構造上)給料が低い

単純にこの構造からすると、中抜き(マージンとか手数料ともいう)されているので、再委託先の取り分を減ります。よって、あなたの給料も高くないわけです。

まず、底辺SEは業界のこの構造から抜け出さねばなりません。

抜け出さない限りは、いつまでも低賃金で長時間な労働に苦しめられてしまいます。

 

底辺SEから抜け出すためにやるべき3つのこと

現在の企業の中で職種を変える

一番保守的な脱出方法は同企業内で職種を変えることです。

極論、現在のシステムエンジニアから営業に転身すれば、底辺SEから抜け出すことができます。営業でなくても、経理や法務、人事という選択肢もあります。

社内に公募制度があるか確認し、あれば積極的に応募してみましょう。

 

昇格してリーダークラスになる

現場担当からリーダークラスに昇格すれば底辺SEの労働環境から抜け出せます。

昇格までに時間が掛かるものの、リーダーになればゴリゴリ手を動かす仕事から、メンバーを管理するあまり手を動かない仕事にシフトできます(逆に、クレーム対応のような仕事も増えますが・・)。

ただ、昇格には昇格試験をクリアあしたり、必要な年次を重ねなければならないどあるので、社内制度含めてよく確認してみましょう。

 

転職する

私が一番オススメする脱・底辺SEの方法です。

転職は取り組むまではおっくうですが、いいことばかりです(私の体験談からすると)。

  • 給与が上がる
  • 新しい技術やスキルが身につく
  • 総合的に自らの市場価値が上がる
  • 自らの価値を認められた上で入社できる

転職は何かとアドバンテージ豊富です。

まず転職する際は転職エージェントに現在の給与を伝えて、基本はそれを上回るポジションを探してもらうことになります。

大手SI系に転職できれば、仕事内容は必然と上流工程がメインになり、伴って新しい技術やスキルを身につけられました。さらに、図太い貴重な人脈形成もできます。

 

また、自らの業務経験を伝えて評価してもらった上で転職するので、ある程度働きやすくなります。

 

 

底辺SEから抜け出す唯一の解決策:転職するためにやるべきことは

システムエンジニアの転職は早ければ早いほどよい

耳にしたことがあるかもしれませんが、システムエンジニアは歳を重ねるほど価値が減衰してゆきます。

20代であればまだ底辺SEを脱出できますが、30代も後半になってくると救いようがありません。生涯賃金は500万円も行くか行かないか、で止まります。

 

転職に関する情報を収集する

転職に関する本を読んで、情報収集したり、転職に関するマインドを学ぶのはとてもおすすめです。

2019年にとても有名になった「転職の思考法」という本を読めば

  • 自分の「市場価値」を測り、高める4つのステップ
  • 会社をやめるべきかは「緊張と緩和のバランス」でわかる
  • 「年収は下がるけど、魅力的な会社」への転職はありか

がわかり、一生食えて、心から納得にいく仕事を見つける方法を学べます。わずか1,400円なので一回飲み会に言ってお釣りが来たと思って、手にしてみてください。

 

ちなみに、あなたの市場価値は「ミイダス」というアプリで手軽に5分で診断できますので、お時間あればお試しください。やらないより、絶対にやったほうがいいですよ。

 

まずは転職サイトに登録する

ITエンジニアが転職する場合、現場をよく知っている転職エージェントに相談するのは必須です。

 

業界最大級の求人数!IT・Web業界専門の「レバテックキャリア」

私がおすすめするのは「レバテックキャリア」で、IT・Web業界専門のエージェント。地下鉄でよく広告を見かけますね。

定番中の定番エージェントなので、まずは登録して相談に乗ってもらいましょう。

 

 

高年収&高待遇に特化したITエンジニア専門エージェント「TechClipsエージェント」

非公開求人・魅力的な求人が多いことで有名な転職エージェントです。

もちろん、ITエンジニア専門なので、現場をよく理解しており転職時のミスマッチを回避できます。

他社では取り扱っていない非公開求人で、年収アップを目指せます。

 

コメント

コメントする

目次
閉じる