メディア芸術祭に行ってきた

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乃木坂駅の改札から直結

会場は国立新美術館の2Fと3Fの一部。乃木坂駅から美術館は直結してるので便利。改札を出て階段を登るとチケットを売ってる。ルノワールのチケットしか売ってなくて焦るけど、なんてことはない、メディア芸術祭にはチケットは必要ないのだ。僕も行ってから知ったけど、メディア芸術祭は基本的に入場料無料。チケット売場は素通りして良い。

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ちなみにこっちは正面なので、地下鉄の改札から上がってきてもここにはでない

基本的に全部面白かった。

Braun Tube Jazz Band

これはおもしろかった。ブラウン管テレビを楽器にしてしまうというアイデア。

TVの映像入力端子に音声の出力端子を差してしまったところ、映像が流れた。その映像を流したTVに、アンプにつないだシールドを近づけると、映像から音声を得ることができた。これを利用してブラウン管を楽器に、というのがこの原理らしい。ちなみに動画では、足にアンプにつないだシールドを巻きつけて、手でブラウン管を触ってる。

電気グルーヴ/Fake It!

音楽と動画のハマり具合が素晴らしい。

最初見たとき素で、「えっ、危なくね?」って思ってしまったほど自然。

日々の音色

YouTubeで一度見たことあったけど、このPVもでっかく映されていた。これは未だに見る度に見入ってしまう。

ベアリング・グロッケン

Gigazinで記事にされてた、ベアリンググロッケンもあった。ベアリングっていうかベアリングの球が跳ねてるだけで、決してベアリングではない。リングじゃない。メカメカしくて、おしゃれでカッコいいのだけど、ベアリングを絡める意味がよくわからんかった。

ただ、あの精度ではねさせるのは多分かなり大変なんじゃないかなと思う。そこらへんにNSKの技術(加工技術とか)が注入されてる気がした。注目すべきはメカ部分ではないんだろう、多分。

ちなみに、関係ない豆知識として、「日本精工」は「にほんせいこう」ではなく「にっぽんせいこう」と読むのが正しい読み方。

受賞者シンポジウム「宮本茂」「河津秋敏」

2時間ぐらい見て帰ろうと思ったんだけど、受賞者シンポジウムとかいうので宮本茂氏の話が聞けるらしい。整理券を配ってたけど、普通に余ってたみたいだった。まぁ、平日だし暇な大学生ぐらいしかこれないだろうし。

メモでも取ればよかったのだけど、取ってないので記憶を頼りに言ってたことを書き出してみる。(間違ってるかもしれないのでご了承ください)

  • 自分が楽しいと思えることに素直に作ってきた。
  • でも、もしかして自分だけが楽しいのでは?と思って、みんなが楽しいものも意識して作ってる。
  • (アイデアに対して)そんなの面白くないよといわれることがあるけど、それがおもしろいと思う人だっているはず。(Wiiのマリオの風船とか。何もしなくてもクリアできるらしい。)
  • 「よくできたゲーム」と「面白いゲーム」は違う。
  • WiiFitは世界で一番売れた体重計。
  • Me(Wiiのアバター)は似てなくてもいい。例えば、おじいちゃんが孫に自分を作ってもらったら似てなくても嬉しいはず。(そこから家族のコミュニケーションが生まれる)
  • 今あるものより良いものを作ろう!とするよりは新しい独自のモノを作った方が効率が良い。
  • 対戦ゲームは絶対面白くなっちゃって誤魔化されるから最初から対戦ゲームを目指しては作らない。対戦がなくてもおもしろいゲームに対戦を加えるのが一番面白くなる。
  • 日本で流行ってるものとコラボしてゲームを作ったりは基本的にしない。その付加価値は世界ではなんの価値もない。
  • 「(この作品の)ターゲットは?」と聞かれることがあるけど、ターゲットなんて正直考えてない。広ければ広いほど良いでしょ?(笑)
  • メディアアート、漫画、ゲームなどは別々の物として扱われるが似たようなモノ。メディアアートやってる人にゲーム作って欲しい。

追記

この日の話が記事になったみたい。書き忘れてたことをもうちょっと足しておこう。

  • 「どこで仕事をするか」ということよりは、「誰が作っているか」をはっきりさせて作ることが大事
  • それまでの3Dゲームでは、ある固定の視点からものを見ていました。僕らは演出をしたいので、そうではなく3Dゲームの中にカメラがあることにして、「そのカメラをどういう風に作るのか」ということが3Dゲームの基本になると思ったのです。
  • 世の中にはゲームなんてどうでもよかったりする人もたくさんいるわけなので、「やっぱりもっと面白いものを作らないといけないよね」ということに視点が移ります。
  • 「僕らは自分が面白いというレベルを、面白さのレベルに置いていないか?」
  • 周りにあるものと比較して作るのではなく、その人の持っている魅力とか感じている面白さを何とか紹介しようということで作れば、あまりターゲットを意識しなくてもいいと思うんですよね。

その他

あとは、アニメとかマンガとかもあった。アニメはサマーウォーズとかあって、設定資料みたいなやつとか、原画とかが飾ってあって面白かった。

まとめ

入場無料なので絶対に行くべき。毎日違うプログラムが組まれてるので、僕ももう1回ぐらい行きたいなと思ってる。

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